市場と分析

Android の世界シェアが88%に続伸。しかし林檎は金のなる木である

2016/11/29

調査&コンサルティング会社Strategy Analyticsのレポートが、ここしばらく大きな話題となっています。
レポートによると、2016年第3四半期の全世界におけるスマートフォンのOS別の市場シェアはAndroidが87.5%と独占しつつあります。

APPLEのiOSは苦戦を強いられており、12.1%まで減らしています。

WindowsPhoneやBlackBerryなどの他のOSは1%を切り、絶滅危惧種の状態にまで落ち込んでいます。

Androidを後押しする新興国市場

ここまでAndroidが市場シェアを独占しはじめた理由としては、新興国のスマートフォンシェアが伸びてきていることが影響しているとおもわれます。
第3四半期のスマートフォンの出荷台数は3億7540万台で、前年比6.0%の成長となっています。
インド、アフリカ、東南アジア諸国など、スマートフォンの普及が低かった新興国市場がその中心です。

こうした地域では日本で言う格安スマホの主戦場であり、そうなるとAndroid以外のOSを搭載した端末はほぼ需要がありません。

Droid Nougat

また膨大なユーザー数を誇る中国でAPPLEのシェアが落ち込んでいることも原因です。
中国語圏での7月から9月期の売上高は30%減で、日本以外での販売は苦戦を強いられています。

収益を産むアップルのアプリストア

しかし、APPLEにとって悪いことばかりではありません。
ハードウェアでは苦戦していますが、ソフトウェアの市場では善戦しています。

applefruit

アプリストアのダウンロード数では、APPLEの appStore 方が GooglePlay の半分程度にもかかわらず、収益はAPPLEの方が上だといいます。

iOSは高額なiPhone専用のOSであり、ユーザーも高所得者が多くなります。
しかしAndroid端末は、所有者が新興国に多くそのため開発者もまた新興国に偏在しており、そのため必然的に無料や廉価なアプリが中心となることが、その理由だと考えられています。

参考リンク:
Strategy Analytics: Android Captures Record 88 Percent Share of Global Smartphone Shipments in Q3 2016

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