SIMフリースマホの話題

来年にも携帯市場に再参入するノキアNokiaのこれまで。日本でのSIMフリースマホの発売は?

今年5月にAndroidスマートフォンで携帯市場への再参入を表明しているフィンランドのNokiaノキア。
これまで様々な情報が飛び交っていますが、おそらく来年2月のスペインはバルセロナで行われるMWCモバイルワールドコングレスで発表されるのではないかと言われてます。

nokia_espoo_campus

これまでの噂では、画面サイズが5.2インチと5.5インチのふたつのモデルが用意され、SoCにSnapdragon820、WQHDのAMOLEDディスプレイを採用。
筐体はノキアらしい頑丈なIP68レベルの防水防塵のメタルユニボディ。
高感度カメラに、カールツァイスのレンズを採用するという話もあります。

さらにこの機種よりも先に、D1Cという廉価版が発売されるのではないかという噂もあり、来年までまだいろいろな情報が飛び交うのではないかとおもわれます。

凋落・MS買収・そして...

2011年まではSymbianOSを採用したNokiaのモバイル端末は、世界でも売上1位のメーカーでした。
その年、Microsoftと提携しWindowsPhoneを搭載したNokiaLumiaシリーズへの傾向を強めていく頃から不振が続きます。
2014年にはMicrosoftにモバイル部門を売却し、ノキア・ルミアのシリーズもMicrosoftLumiaと変わり、モバイル端末からNokiaの名前は消えてしまいました。

Lumia 530

格安WindowsPhone Lumia530

しかし、2016年第1四半期の販売台数は230万台と、前年同期の860万台から73%の大幅なダウンとなり、この買収はMicrosoftにとっては史上最悪の買収のひとつとまで言われるほどの結果となってしまいました。

そして2016年5月18日に、Nokiaが台湾の鴻海ホンハイと協力して携帯市場に再参入すると発表しました。

MicorSoftのフィーチャーフォン事業を、Nokiaの元役員らと台湾の鴻海ホンハイ傘下のFIHmobileで設立したフィンランドの HMD Global が買収。NokiaブランドでAndroidスマートフォンやタブレットを製造するという形です。

製造はFIHmobileが行い、NokiaはHMDに直接は投資せず、Nokiaが所有する特許の使用許可を与えライセンス料を受け取る形となります。

気になる提携での「日本を除く」の注釈

問題なのは果たしてこのNokiaの新しいスマートフォンは日本で発売されるかということです。

フィーチャーフォンの時代、ノキアはファンの多いメーカーでした。
FREETELが日本初のSIMフリーガラケーと宣伝していましたが、本当に日本で最初に発売されたSIMフリーのガラケーはというと、やはりこのノキアが有力候補になります。

ただし、新生Nokiaのスマートフォンはマーケティング以外の面でも日本での発売は微妙かもしれません。

HDMはNokiaとブランドと知財のライセンスを、今後10年間の独占的な提携を結んでいるのですが、このなかに「日本を除く」という注釈があります。

日本ではモバイルや研究部門は撤退した後も、シーメンスと合弁でノキアソリューションズ&ネットワークスとして、ネットワーク事業は続けており、もしかするとそこの会社が日本での商標を持っており、ノキア本社は関与できないのかもしれません。

またMicrosoftのNokia買収自体、特許も買収したわけではなく、非排他的ライセンスのようで、いずれにしても複雑な事情がありそうです。

参考リンク:
HMD global
Nokia signs strategic brand and intellectual property licensing agreement enabling HMD global to create new generation of Nokia-branded mobile phones and tablets(公式ニュースリリース)

-SIMフリースマホの話題
-