通信環境の話題

ユニバーサルサービス料が来年1月より値下げ。毎月3円が2円に

電気通信事業者協会(TCA)は来年2017年1月より、通常1回線あたり3円のユニバーサルサービス料が徴収されているところを、1円値下げし2円とすると発表しました。
前回は今年7月からの改定で、6月までは2円でしたので、前回の値上げ前へと戻ることになります。

ユニバーサルサービス料は、携帯電話でも大手キャリアだけでなくMVNOも負担しています。

yuni

ユニバーサルサービス制度とは

総務省は、光IP電話を含む加入電話、第一種公衆電話、110番や119番等の緊急通報は、日本国内全国で提供されるべきサービスとして、基礎的電気通信役務(ユニバーサルサービス)と位置づけています。

NTT東西は民営化後も、全国津々浦々までネットワーク網を整備する役目を法令で負っています。
ですが離島や山間部などは人口も少なく、ケーブルを敷設したりアンテナを立てたりと、維持する負担は高く採算が取れません。赤字の分は都市部などの利益から補っています。

しかし他の通信業者との競争から都市部での利益も減少し、サービスの維持が厳しくなってきたこともあり、不足分を補うため、NTT東西以外の通信業者からも維持費を負担するべく、2002年よりユニバーサルサービス制度が開始されました。

ちなみに通信設備を整備するのは東西のNTTなのですが、NTTもまた1回線当たりのユニバーサル料を支払う形となります。

参考リンク:
ユニバーサルサービス(基礎的電気通信役務)制度に係る交付金の額及 び交付方法の認可並びに負担金の額及び徴収方法の認可について

-通信環境の話題
-