通信環境の話題

日本通信のU-NEXTへのMVNO事業の譲渡は業界の淘汰の始まりか

2016/08/13

昨日8月10日、MVNOとしてBモバイルを展開する日本通信は、MVNO事業をUモバイルを運営するU-NEXTと協業し、個人向けSIM事業を展開していくことを発表しました。

日本通信 ニュースリリース2016年08月10日
日本通信、U-NEXTと個人向けSIM事業で協業:日本通信株式会社ニュースリリース

ニュースリリースのうたい文句では、ドコモ、au、ソフトバンクに続く第四極を目指すとのことです。
ですが、本文を読む限り、MVNO事業をU-NEXTに譲渡し、MVNOから撤退するという内容を言い換えている形です。

これまでも幾度となくIRにおいて、言葉の言い回しで投資家の不興をかってきた日本通信ですので、今回のリリースのやり方自体にはあまり驚きはないのですが、事実上MVNO事業からの撤退を意味している点は興味深いです。

日本初のMVNO業者として、この事業の先鞭をつけた日本通信ですが、以前からユーザーからの評価は決して高いものではありません。
特に最近では技術力のあるMVNOや、低価格でも使えるMVNOが増えてきたこともあり、bモバイルの名前を聞くことは少なくなりました。

またSIMフリースマートフォンでも、VAIOフォンで大きな失態を演じており、日本通信の個人向けサービスのイメージは低下し続けています。

MVNOも少しずつですが普及してきたこともあり、今回のニュースリリースでも、28年3月末の段階で事業者が561社と総務省の発表が書かれています。
業者自体の数は増えてきましたので、これからは評判や採算に合わせてMVNO事業者の淘汰が始まるのかもしれません。

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