SIMフリースマホの話題

ONKYOのハイレゾ音楽スマホ GRANBEAT DP-CMX1 がSIMフリーで登場した意義

以前からビジネスショーで展示されていた、ONKYOのオーディオプレイヤースマホ GRANBEAT DP-CMX1 が発表され、2月下旬に発売が予定されています。
世界初のバランス接続対応のスマートフォンであり、DSDS対応。、キャリアからではなくSIMフリーでの発売。価格は税込で91,584円とかなり高額になっています。

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

2台持ちが1台で済むことに

すでにスペック等はあちらこちらのニュースに出ていますので、ここではこの新しいオーディオプレイヤースマートフォンをどう考えるかということについて。

オーディオプレイヤーとしての品質自体は、おそらくONKYOのDP-X1Aと同クラスのもので、それにスマートフォンとしての機能がつけくわえられたものという感じです。
スマートフォン部分は以前に発表されていたように富士通の開発になります。

スマートフォンの視点としては、DP-X1Aが安いところでは7万円を切る価格として考えると、2017年初頭でこのスペックでのこの価格は微妙ですが、富士通のスマートフォンが元々割高なことを考えると許容範囲ではあります。
デジタルオーディオプレイヤーとしての視点となると、また別物で、これまでスマホとポータブルアンプ+DACの2台持ちか、あるいはDAPとスマホの2台持ちであったのが、1台で済むようになったのは大きいでしょう。

長期での使用は買い換え前提か?

ただスマートフォンとしての性能と、ポータブルデジタルオーディオプレイヤーとしての性能がややアンバランスな点が気になります。
スマートフォンとしても使用する場合、メモリ3GBでSoCにSnapdragon625、USB端子もMicroUSBでは、長期的には物足りなさがでてくる可能性はあります。
OSのバージョンアップがいつまであるのかという不安もあります。

また、現在のデジタルオーディオの世界は、新しい規格が定期的に誕生している状況です。
個人的には最近の流れには懐疑的でもあるのですが、業界自体は活性化しているようで、それは意義のあることかも知れません。

このGRANBEATも、据え置き型では入門機の価格とはいえポータブルオーディオとしては決して安くはない端末ですが、長期的には買い換えを検討したくなる可能性は捨てきれません。

特にオーディオは好みの問題も強いですので、他にポータブルアンプとスマホを使用していて、ひとつにまとめたいという場合は、一度、使用しているイヤホンを持って行って店頭で視聴してからの方がいいのは間違いありませんが、数年で買い換えることも厭わないのでしたら、メリットの方が大きいのだとおもわれます。

国内メーカーの高級製品がSIMフリーで出た意義

どちらかといえばポータブルオーディオプレイヤーにスマートフォンの機能がついたデバイスであり、本来はSIMフリースマホとしてはキワモノ的な存在ではあるのですが、国内メーカーのきちんとした製品としては久々の参入ですし、この機種がSIMフリーで登場したことには大きな意義があります。

うまくすれば海外市場でも、スマートフォン機能のついたオーディオプレイヤーとして、それなりに注目される尖った製品なのではないでしょうか。

これを機会に、よい方向に盛り上がってくれれば、国内のSIMフリー市場へもいい影響がありそうです。

参考リンク
ONKYO GRANBEAT DP-CMX1 製品詳細

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