レビュー・体験談

【寄稿レビュー】XIAOMI Mi Max を電子書籍リーダーとして使う(2)

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到着から初期設定

梱包は簡素だったが、分厚いクッションにくるまれており問題はなさそうだ。
関税もかからなかった。

早速、開封し電源を入れてみる。
自分は商品が届いたらすぐに使ってみたいタイプなので、開封の儀などできない。
電源を入れたい要求を我慢して写真を撮れる人は凄いものだ。

しばらく「mi」の文字が表示され、起動中のアナウンスのあと、無事、OSが起動した。
Googleのアカウントをはじめ、ガイドに沿って初期設定をする。
細部は違うが、基本的には他のAndroidと同じである。

MIUIは初めてだったが、GlobalROMのためか英語表記だったのでそう困ることもない。
ただ必須でないものはすべてスキップすることにした。

GlobalROMでも日本語には対応していないため、言語は英語、地域は時差のない韓国を選択した。

今回に先立ってGoogleのアカウントは新しい専用のものを用意した。
中華端末に限らず、今やネットにつながっていれば、あの手この手で小さな情報を送信させようとどの企業も考えているために、正直、この程度の自衛では自衛にならないというか、まあ気休め程度にはなるだろう。
それがどうしてもだめならば、そもそもネットから物理的に遮断しないことにはどうしようもない。

ファーストインプレッション

Mi Max を適当にしばらく触ってみる。
反応は上々だ。
キビキビ動くし、タッチパネルの応答も悪くない。
本体の質感も良い。

なにより驚いたのがその軽さである。
軽いといっても200g強はあるのだが、それを感じさせない重さである。

知り合いのMate9はMiMaxよりわずかに軽いのだが、むしろMate9の方が重く感じる。
おそらく脳が互いのサイズ感から予想する重さよりもMiMaxは軽いからなのだろう。

続いて一度電源を落としSIMを入れてみる。
問題なく認識し、画面上部のバーにNTTDOCOMOと表示された。

試しに線路試験受付の111番へかけてみると、ちゃんとつながり、コールバック?も問題なく返ってきた。
さらにこの直後に電話がかかってきたのだが、相手の声も聞き取りやすく通話の状況も良好だった。

ちまたで言われる画面のDPIはあまり気にならなかった。
近頃ではタブレットでもスマホ用のUIを用いている端末が多く不満を聞くし、MiMaxもそうだった。
気にならなかったのはファブレットサイズのためか、それともDPIは変更できることを知っていたためかもしれない。

グローバルROMでは最初からGooglePlayが入っているために、さっそく、いくつかのアプリ、そしてKindleのアプリを入れてみたが、やはり問題なく使用することができた。
電子書籍も微妙にサイズが小さいかとおもわないでもなかったが、Nexus7よりも液晶がきれいなのか読みやすい。
多少のトラブルは覚悟していたのだが、ここまで問題なく使用できたことにはやはり驚きだった。

BLU申請と日本語ロケールを入れる

ひととおりさわってみたあと、まずはブートローダーのアンロック申請を行うことにした。
やり方を書いているブログをいくつか参考にしつつ、miアカウントを取得し、スマホからショートメッセージを送ってみる。

あとにしてみれば、前もって申請だけは行っておけばスムーズだった。
このときは勝手にアンロックする端末からショートメッセージを送らなければならないとおもっていたのだが、SIMが一緒なら問題ない。
自分の場合はシャオミから許可の返信がくるまで3日ほどブランクがあった。

その間に気になることを試した。

まずは日本語への対応である。

現状ではGmailなど日本語に対応しているアプリも英語表記である。
そこでまずはMoreLocale2を入れることにした。

MiMaxは日本でのユーザーも多く、情報も充実しているのでありがたい。

ところがここで問題が発生した。

MiMaxをデベロッパーモードにすることは簡単で、すでにAndroidSDKはインストールしてある環境で、adbコマンドも使える状態だったので、楽なものだとおもったのだが、肝心のMi Max がWindowsから認識されない

Windows8以降ならデフォルトで対応しているのだが、Windows7で Mi Max を認識させるには別途ドライバが必要になる。
(ちなみにこのドライバのインストール方法が動画であるのだが、小さすぎて見えにくいという)

しかしこのドライバが自分の環境ではうまく入らず、接続するたびに、事前に一旦削除して再インストールしなければならず、それを理解するまで四苦八苦することになった。

このドライバの問題はのちにROM焼の際に大きな障害となったのだがそれはまたそのときに。

なんとか認識させることができれば、MoreLocale2のインストールは簡単で、Google謹製などの一部アプリはメニューが日本語になった。

続いてDPIの変更も簡単に成功したが、こちらは問題が生じた。
DPIを変更するとアイコンがおかしくなるのだ

再起動したりテーマを変更しても治らず、結局、DPIは元へと戻すことにした。

あとできることといえばプラスエリア化だが、その前にSIMを挿して外へと持ち出して試してみたところ、地方都市とはいえ、少なくとも普段行くところは圏外になることはなかった。
別途、スマホを持ち歩くため、正直なところそこまで恩恵を受けるわけでもなく、必要ならばテザリングでまかなうことができる。
メイン端末として持つならば、プラスエリアやプラチナバンドの価値も出てくるが、今のところは通話SIMを挿すのはもしものときに緊急の端末としてであろう。
正直、このサイズの端末を通話用に持ち歩くのは厳しい。

そのため今回はプラスエリア化は見送ることにした。

GlobalROMでも問題はないが

Nexus7はマルチユーザーに対応しており、家族単位でアマゾンのアカウントを所有する我が家にとってはふたり分のアカウントを作成して、どちらもこのタブレットでKindle本を読むことができるようにしている。

MIUIはマルチユーザーの機能はないが、代わりに独自機能として、DualAppsSecondSpaceという機能を有している。

SecondSpaceはサブアカウント、DualAppsはアプリを2つ動かすことができると考えればいいだろう。

試してみると、MIUIでのKindleアプリはどちらの機能にも対応している。
どちらにするか考え、今回はDualAppsを選択したい。
用途からしてもわざわざユーザーを切り替える必要はないし、この方がわかりやすく簡単だ。

さしあたってこの状態でも問題はない。
メニューが英語なのと、ただなんとなく画面のバランスが悪いのが気にはなるが、あくまでも電子書籍リーダーとしてならば、取り立てて困ることはないだろう。

そこでやはりカスタムROMを焼いてみることにした。

Xiaomi MIUI 8 ECRMod 日本語カスタムROM

というのが評判がよく利用者の情報も多いため、はじめてのROM焼に挑戦してみようと考えたのだ。

(つづく)

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