SIMフリースマホの話題

2016年夏、実売2万円台のSIMフリースマホ4機種

昔と違い1万円台の格安スマホでも電話やメール、LINEといったところは特に問題なく使えますが、やはり使っていて不満が出ることが多いでしょう。
格安スマホでも、各メーカーがエントリーモデルとして位置づけている2万円台のスマホなら、価格の割にもっともコストパフォーマンスがよいものが多く、よほどヘビーな使い方をしなければほとんど不満に思うことは少ないでしょう。

特にこの価格帯で気になるのは、SoCよりもRAMの容量ですが、たいてい2GBとなっています。
1GBではアプリを複数立ち上げるとすぐに動作が緩慢になってしまいます。
本当なら3GBあれば安心なのですが、2GBあればひとまずはじゅうぶんでしょう。

他にもこれより上の機種と比べると、ディスプレイがFullHDでなかったり、内部ストレージが少なかったりと、なにかしらの物足りなさはあるのは仕方のないところです。
とはいえ、フラッグシップや高級ラインのミッドレンジをベースにしているスマホも多く、数年前からは信じられないほどレベルの高い端末が揃っています。

現在、日本国内で購入できるSIMフリースマホから、4機種を選びました。
他にもHTCのDesire626なども今は実売価格が2万円台に下がっているのですが、一度もさわったことがない機種は、今回は省きました。

ASUS ZenFone2 Laser ZE500KL

ZenFone2 Laser

スペック
SoC: Qualcomm Snapdragon 410 MSM8916
RAM: 2GB
画面: 5インチ HD

AsusのZenFoneシリーズは、日本でのSIMフリースマホの代名詞ともいえる存在。
Laserはシリーズの廉価版です。
この春にさらに格安のZenFone GOが発売されていますが、画面サイズ以外の性能はLaserの方がよく、特にカメラ周りでのアドバンテージがあります。

また発売後の時間経過と、ユーザー数が多いため、なにかわからないことがあっても、情報が検索しやすいのもメリットです。

残念ながら処理速度や画面の解像度では今年発売の同クラスのスマホには落ちてしまいますし、故障時のサポート体制に不満を述べるユーザーが多いところは気がかりです。

そしてなによりZenFoneシリーズは海外ではすでに新モデルのZenFone3シリーズが発売されており、日本でも発売が確実視されているため、今買うべきか考えどころです。
旧モデルの値下げも期待できますし、特に急ぎでなければ、9月にもあると噂されているZenFone3シリーズの日本での価格等の発表を待ってからの方がよいのではないでしょうか。

実売価格:21,000円前後

Huawei P9 lite

Huawei P9 lite VNS-L22

スペック
SoC: HiSilicon Kirin 650
RAM: 2GB
画面: 5.2インチ FullHD

この価格帯のSIMフリースマホでは、頭ひとつ抜けた存在です。
ファーウェイ・ジャパンは、サポートも評判がよいですし、日本での展開も積極的。

P9liteは、特筆すべき長所はありませんが、かといってこれといった欠点を持たないミッドレンジのお手本のような存在です。
癖の無く使いやすいSIMフリースマホです。

もっとも、特筆すべき長所はその性能かもしれません。
2万円台のスマートフォンとしては、屈指の性能を誇ります。

強いて不満を上げるなら、液晶のカバーがゴリラガラスではない点や、SoCのKirinシリーズは、あまり3Dに強くないというところ。
そして上位のP9と異なり、ジャイロセンサーを備えていないので、ポケモンGOでARモードが制限されるところでしょうか。

実売価格:28,000円前後

FREETEL SAMURAI REI 麗

FREETEL SAMURAI REI

スペック
SoC: MediaTek MT6753
RAM: 2GB
画面: 5.2インチ FullHD

国産(正確には中国メーカー製造)をウリにしており、注目度の高いFREETELのSIMフリースマホです。
外装は丁寧につくられており、薄型、2.5Dフロントガラス、アルミボディとカラーも含めて、ここにあげた中ではもっともデザインに気をつかったスマートフォンとなっています。
ぱっと見では2万円台のスマートフォンには見えないでしょう。

ポケモンGO対応も正式に唄っています。

FREETELのマイナスは、利用しているユーザーの口コミ評価が高くない点です。
ただ国産スマホと唄っているために、他のSIMフリー機よりも詳しくないユーザーも多く、それが災いしているのかもしれません。
またiPhoneを意識したUIのカスタマイズは好みがわかれるところです。

あとは広告のうたい文句が過大すぎるところ....ですね。

実売価格:28,000円前後

ZTE Blade V580

ZTE Blade V580

スペック
SoC: MediaTek MT6753
RAM: 2GB
画面: 5.5インチ FullHD

同社では21,000円台で買える新モデルの Blade V7lite と迷いましたが、最多価格帯でも4000円も差がありません。
処理速度から電池容量に画面の解像度まで、かなり差をつけていることから、ZTEからはこのV580を候補に入れました。

ZTEは中華スマホのなかでもさらに日本ではなじみのないメーカーかもしれませんが、海外ではかなりのシェアを持つ会社です。
V580は、P9 lite ほどではありませんが、処理速度もじゅうぶんで、やはり欠点という欠点のない、良質なミッドレンジのスマートフォンです。
さらに独自のアプリやカスタマイズが少なく素のAndoroidに近い状態です。
独自色が強くなるとアップデートがされにくくなったり、トラブルの要因となったりもするので、この点は大きく評価したいところです。

外装が一見、金属っぽいものの樹脂なところがちょっと残念。
知名度こそ低いものの、隠れた名機です。

実売価格:25,000円前後

2万円台はP9 lite と V580 の2強か

実売価格2万円台のSIMロックフリースマートフォンを4機種、並べてみました。
このなかではHuaweiの P9 lite 続いてZTEの Blade V580 の2機種は、無難というか、この価格帯では非常にすぐれたスマートフォンです。
実用上も一昔前の格安スマホからは考えられないほど快適です。

この上の3万円台では、この秋にはさらに上のパフォーマンスをみせるZenFone3がこの価格帯で日本で発売されるだろうと予想されています。
評判も上々のようですし、エントリークラスのSIMフリースマホはさらにおもしろいことになりそうです。

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