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コア数を誇るスマホは要確認? CPUコア数のお話

ここのところ日本でもSIMフリースマートフォンの宣伝文句に、CPUのコア数を掲載することが増えてきました。
たしかにコア数が多ければ多いほど、処理を速く済ませられますし、複数の処理をするのには有利です。

MediaTek

コア数だけが性能を決めるわけではない

しかし、複数のコアを有効に活用するには、処理の配分を適切に行える高度なプログラムが必要です。
もちろんSoCだけでなくOSに対応も重要になります。
これらの処理がうまくいかなければ、どれだけコアの数を増やしたところで、宝の持ち腐れとなるだけです。

そもそもコア数だけがSoCの性能を常に決めているわけではありません。
スマートフォンに求められる処理だと、低い能力のコアをたくさん使用するよりも、少数の高い能力のコアを使用する方がずっと効率よく進められることの方が多くなります。

現在、ほとんどのスマートフォンで使用されているARMのCPUでコアを増やすのは、パフォーマンスよりも省電力を意識したことの方が多いかもしれません。

iPhoneは性能は高いがコア数は多くない

2016年10月現在、スマートフォン用のSoCで圧倒的な性能を誇るチップといえば、APPLEのA10Fusionです。
このA10はクアッドコア、つまり4つのコアだけしか搭載していません。
同じくA10に続くパフォーマンスのQuallcomのSoC、Snapdragon820/821もクアッドコアですし、次期Snapdragon830もまたクアッドコアだと言われています。

それどころかAPPLEの前の世代のA9はデュアルコア(2コア)に過ぎませんでした。
それでも同世代のチップを比較しても、より高いパフォーマンスを誇っていましたし、今でもじゅうぶんトップクラスに近い性能をみせています。

Snapdragon
反対に今やエントリークラスの格安スマホに採用されるSoCですら、ヘキサコア(8コア)はそうめずらしいものではなくなりました。
コアの数は性能を保証するものではなくなっています。

まずコア数を宣伝のうたい文句に押すスマートフォンは、まずはスペック表でSoCの名称を調べて、本当の性能はどのくらいで、他の同クラスのスマートフォンと比較して、価格は見合っているのかを確認することをおすすめします。

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